Shuri Tomita - Pianist

高松・ピアノプラス 2011 vol.1

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高松・ピアノプラス  2011 vol.1
Piano Plus 2011 in Takamatsu

~ おとの絵本 ~ Klangbilder


モーツァルト、シューマン、ブラームス、ショスタコーヴィッチ・・
偉大な作曲家は、なぜか晩年にヴィオラの曲を書いた


~ 心の奥に語りかける シューマン ~

ロベルト・シューマン(1810-1856) は、1849年以降、ピアノとの二重奏として、
ホルン、クラリネット、オーボエ、チェロと、様々な楽器との共鳴を試み、
1851年ドイツ・デュッセルドルフで、初めてヴィオラに照準をあてた、
4つの小品『おとぎの絵本』を作曲した。
死の5年前、崩れかけた精神の中で、そこに生まれたのは、
シューマンのメルヘンと幻想の世界。
それを表現するために彼が必要としたものは、
人の声に最も近く、魂に響く音域 の、”ヴィオラ”という楽器だった。

開催日時

2011年8月5日(金)19:00開演

会場

サンポートホール高松 第一小ホール
香川県高松市サンポート2-1
TEL:087-825-5000

出演

富田 珠里:ピアノ
ユリ・ボンダレフ:ヴィオラ
笹川 千里:ソプラノ

プログラム

メンデルスゾーン: 無言歌集より『二重唱』
シューマン=クララ・シューマン: 異郷にて
シューマン=リスト: 献呈(ピアノソロ)
シューマン: おとぎの絵本 作品113
ブラームス: ソプラノ、ヴィオラ、ピアノのための「2つの歌」作品91
           - 静められた憧れ 
           - 聖なる子守歌 

ヴュータン:カプリッチョ(ヴィオラソロ)
武満 徹: 鳥が道に降りてきた
プロコフィエフ:バレエ音楽 ロミオとジュリエットより 作品64

主催 / 高松ピアノプラス企画実行委員会
共催 / (財)高松市文化芸術財団
後援 / 高松市、高松市教育委員会、ドイツ連邦共和国総領事館、香川日独協会、高松国際ピアノコンクール組織委員会、 四国新聞社、RNC西日本放送、全日本芸術協会、(社)全日本ピアノ指導者協会、桐朋学園音楽部門同窓会


pp2011

【出演者プロフィール】

ユリ・ボンダレフ(Yuri Bondarev) ~ ヴィオラ(Viola)~

1982年 ロシア・サンクトペテルブルク出身。音楽家一家に生まれ、幼少の頃よりヴァイオリンを始める。サンクトペテルブルク音楽院を経て、ドイツ・ハンスアイスラー音楽大学ベルリンにてヴァイオリンをステファン・ピカールに師事。卒業後ヴィオラに転向。ライプツィッヒ音楽大学にて、ヴィオラをタチアナ・マスレンコに師事。2011年同大学院を最優秀の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格を取得。キム・カシュカシアンのマイスターコースを受講。ソリスト、室内楽奏者として、ドイツ、オーストリア、デンマーク、イタリア、ギリシャ、スウェーデン等、世界各地でコンサートをおこなう。またオーケストラ奏者として、2007年ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に研究生として入団し、その期間に、リッカルド・シャイー、クルト・マズア、ドミトリー・キタエンコ等、著名な指揮者と共演。2009年秋より、デュッセルドルフ交響楽団副首席奏者をつとめる傍ら、ソロ、室内楽の活動でも国内外で積極的に活動している。

ユリ・ボンダレフ  (Photo. Eiji Yamamoto)

笹川 千里 (Chisato Sasakawa) ~ ソプラノ(Soprano)~

高松短期大学音楽科卒業。同専攻科・研究生修了。 第42回全四国音楽コンクール香川県大会第1位、同コンクール本選優良賞。 声楽を竹内肇、藤原フサヱの各氏に師事。 二期会オペラ公演では、歌劇「魔笛」のパパゲーナ役、喜歌劇「天国と地獄」のミネルウ゛ァ役にて出演、 また8月の喜歌劇「ファルスタッフ」のメグ役にて出演予定。 またファミリーオペラ劇場「あまんじゃくとうりこ姫」のうりこ姫役として出演。 東讃を中心に活動するクラシックグループ「TUTTI」のメンバーとして定期コンサートに出演。 その他多数コンサートに出演。

笹川 千里





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